月別アーカイブ: 2010年11月

Tweets on 2010-11-20

  • 『正義論』(新訳)の12頁にある"the law of nations"はロールズの文脈だと「諸国民の法」と訳すものなのだろうか。たしかに"nation"には「国民」という意味もあるけど、その場合は基本的に定冠詞がつくはずだし、原文をつけているぐらいだから誤訳でもないだろうし。 #
  • 訳者の方から直接ご教示いただき、ほぼ納得しました。お礼のお返事はまだしておりませんが、とりあえずここで報告までにて。 RT @mrmts: 『正義論』(新訳)の12頁にある"the law of nations"はロールズの文脈だと「諸国民の法」と訳すものなのだろうか。 #
  • 今日は図書館にこもって亀の進むような速さでロールズ『正義論』の新訳を読み進めた。適宜ノートにメモを取りながら読んでいるためほとんど進まないけど、読み応えがあってよい。図々しいけどせっかくなので(翻訳上の)疑問があったら翻訳者の方にぶつけてみたい。 #

買った本20101119

 阪大生協書籍部豊中店にて科研費と私費で本を1冊ずつ、それぞれ10%オフで購入。

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ジョン・ロールズ(川本隆史・福間聡・神島裕子訳)『正義論 改訂版』紀伊國屋書店、2010年

 科研費で購入。しっかり勉強します。

 昨日発売されたロールズ『正義論』の新訳。気を遣ってか生協の店員が「ロールズの正義論、高いですよね」と話を振ってくれたのだが「頁数を考えれば妥当な値段です」と答えておいた(とはいえ、本それ自体として高いのは確かに否めないが)。事実、本書の定価は7500円で消費税の5パーセントを加えると7875円になるが、訳者あとがきは(意図的かどうかはわからないけど)785頁で終わっているので、ほぼ1頁あたり10円という計算になる。索引まで入れると頁数が振られている最終頁は813頁なので、実際には1頁あたり10円よりも微妙に安い計算になる。

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瀬名秀明『14歳の世渡り術 ロボットとの付き合い方、おしえます。』河出書房新社、2010年

 来年3月にロボティクスについて倫理学とからめてフランスで発表するため、その勉強用に。こちらは私費で購入。

買った本20101116

 阪大生協書籍部豊中店にて文庫と新書を15%オフで4冊購入。

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ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン(大森荘蔵訳、野矢茂樹解説)『青色本』ちくま学芸文庫、2010年

 今月の新刊。大森先生の訳は大修館書店の『ウィトゲンシュタイン全集』に入っているのか。出版社が違うのにどうして文庫化されたんだろう。


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H. J. ラスキ(飯坂良明訳)『近代国家における自由』岩波文庫、1974年

 いちおう勉強のために。


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森見登美彦『有頂天家族』幻冬舎文庫、2010年

 そのうち読もうと思って。


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小寺信良『USTREAMがメディアを変える』ちくま新書、2010年

 雑学のために。