日別アーカイブ: 2010 年 11 月 28 日

Tweets on 2010-11-28

  • 『正義論』第16節へ。先ほど気になっていた"relevant"について、第16節の見出し”Relevant Social Positions"の"relevant"をドイツ語訳では"wesentlich"(本質的な/重要な)と訳している。とりあえず読み進めてみよう。 #
  • むむ。『正義論』第16節第1段落。原文:But certainly not all social positions are relevant. 新訳「だがたしかに、すべての社会的地位が〔二原理の適用という当面の課題との〕関連性を有しているわけではない」(128頁) #
  • 『正義論』つづき。独訳では"Doch sicher sind nicht alle gesellschaftlichen Positionen von Bedeutung"となっている。"von Bedeutung"(有力な/重要な)がうまくニュアンスをだしているような気がする。 #
  • 『正義論』つづき。単純に「すべての社会的地位が重要なわけではない」じゃだめなんだろうか。新訳できっこうカッコの説明が(とくに)必要となってくるのは、relevantを「関連する」と訳すと意味をつかみづらくなるからではないだろうか。 #
  • せっかくなのでロールズ『正義論』についてのハッシュタグを"#TJ"でhashtagsjpに登録してみました。 #
  • #TJ 『正義論』新訳130頁8行目なんかは「関連性」でも十分意味は通じるんだけどなあと思ってドイツ語訳を参照してみると、なんと"nichts zu tun haben"(関連性がない)を使って訳している。ドイツ語の不定形の挙げ方は忘れてしまったのでそこらへんは愛嬌で。 #
  • #TJ 『正義論』のドイツ語訳はニュアンスをくみ取りながら訳していて(それが良いか悪いかは別として)何気にすごいんじゃないかという気がしてきた。もちろん新訳もわたしが勝手にいちゃもんをつけているだけで、テキストに即してみっちり訳していることは言うまでもない。 #
  • #TJ ロールズは障害者の事例なんかを最も不遇な人びととして考察する対象からさらっと除外してしまうんだなあ。まあそこだけをつついて正義論に致命傷を負わせられるとは思わないけど、功利主義だと少なくとも障害の程度を区別できるし、重度ではない障害者の幸福に配慮することができるはず。 #
  • 今日は午後から日本科学哲学会のシンポジウム「ロボット工学と哲学――学際融合研究での科学哲学の役割」に参加する予定なので、少し睡眠をとろう。 #
  • 「新人研修」のあとに何を読み取るかという技術も必要でしょう。ビジネスマナーの研修なのか、営業の研修なのか。 RT @GenTarumi: 見知らぬ人どうしの潜在的信頼感を失わせるこいつらは社会の犯罪者である→「「新人研修です。名刺交換してください」と街頭で声をかけられ…」産経 #
  • 大阪市立大学杉本キャンパスなう。まじめに参加費1000円も払う。まあ勉強だと思って我慢我慢。 #
  • 日本科学哲学会のシンポジウムはなかなか刺激的で勉強になった。なので、これは参加して正解だった。北大関係者の方々も見かけたり話したり。とくに某さんに関しては、見かける話すという以前にどこからともなく声が聞こえてくるので、すぐに気づいた。 #
  • 帰宅。ちょっと休憩したら今日のシンポジウムでとったメモを忘れないうちに起こしておこう。こういうのって当日中にやるのと翌日やるのとでは、どちらの方が記憶に残りやすいのだろう。 #