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編者の方がご恵贈くださいました。深謝。
この本は英語圏での妊娠中絶に関する生命倫理学の議論がどのようなものなのか、そのだいたいの流れがわかるように代表的な論文をバランス良く集めて翻訳したアンソロジーです。ふだん哲学や倫理学に馴染みのない人でも、この本を読めば英語圏の哲学者・倫理学者が生命やひとについてどのようなことを考え、どんな議論をしているのかわかるでしょう。『妊娠中絶の生命倫理』(勁草書房、2011)サポートページというのもあるようです。生命倫理学に興味がある人、妊娠中絶がどういうものかあれこれ考えめぐらせている人、いのちの問題について哲学的に考えてみたい人なんかにおすすめです。