日別アーカイブ: 2011 年 5 月 31 日

人前に出て話せば必ず批判される

 『情熱大陸』の小島慶子(ラジオパーソナリティ)さんの回で印象に残る意見があったので、その部分を起こしてみた。スラッシュの「/」は編集点。番組の比較的後半の部分から。

質問「一方で生意気だとか批判の声もありますが・・・」

小島慶子「何かをしゃべれば必ずあると思います。やっぱり人前に出てしゃべるということは、必ずそういう声はあるんだと思います。ただ、えーと、それも含めてわたしは、んーと、媒体になっているわけですよ。つまりわたしっていう個人を知る人はごく数人しかいないんです。でもしゃべっているわたしっていうパーソナリティ、うん、あのー、私生活っていう意味ではなくて、しゃべっているところに出てるわたしのパーソナリティにその人が何を見るかっていうことはその人が決めることなんですねー。/だから私はよくツイッターでもそういう方とやりとりをするんですけど、はい、だからわたしのことを嫌いならば、えー、なぜあなたがわたしを嫌いなんだろうということを考察することは有効ですね、っていう風に必ず返信するようにしているんです。うん。だれかを嫌いなだけでもエネルギー使うだけですから。でも、自分が小島慶子を嫌いだっていうことは、おそらく自分は生意気さといものをじゃあ仮にね、仮に生意気さというものを嫌悪しているのだろう。なぜ自分が生意気さを嫌悪するかというと/まあ従順であることだとか、あるいは和を重んじて自分を表に出さないということを自分が重んじているからだ。で、なぜ自分がそれを重んじるかというと、ってさかのぼっていくと、自分にとって大切な世界って何だろう、自分にとってあるべき世の中って何だろいうっていうが、その人にとって形になってくるんですよ」