月別アーカイブ: 2008年7月

2008年7月22日(火)の日記

 前期の美学読書会は「再現」を最後まで読んだところで終わり。後期は10月7日から始める予定。

 堕落しないためにも、朝は7時台か遅くとも8時台までには起きるようにしたいなあ。頑張ろう。

 数日前の食事中に噛み違えて口内炎(stomatitis)ができたので、初めて口内炎の薬を買ってみた。残念ながら、今のところはまだ薬を使っても効いているという実感がない。周りの人の話を聞いていると、噛み違えなくてもストレスや病気で口内炎ができる人もいるそうだから、そうしたことが原因で口内炎のできない私はまだ幸せなのかもしれない。それにしても口内炎ができると著しく効用が下がるなあ。

 入学料の免除に続き、前期の授業料免除の結果も不許可だった。大学というのは何も事務局やそこに従事する事務職員だけで成り立っているものではなく、教員、学生、キャンパス、講義・研究棟、伝統といった一切のものを含めた総体としてあるものなのだろうが、こういうことがあると心情的には大学に対してアタッチメントを感じないなあ。まあ、アメリカのように1年に300万から500万の学費を支払っても結果を出しさえすればそれに見合うだけの対価が得られる環境がある程度整っているなら、喜んで入学料だって授業料だって納めるし、将来ある程度の財産を築けば大学に寄付しようという気にもなるだろうが、現状を見る限りでは、奨学金という名のローンをさせられた上で、学費という名の下にそれを吸い上げられ、くその役にも立たない学位を拝した後は求人もない砂漠に放り出されてローンの返済を迫られるだけだもんなあ。

 くやしいけどこんなことで悩んでいても時間を無駄に過ごすだけなので、とにかく頑張ろう。

2008年7月17日(木)の日記

 人によるのかもしれないが、電子メイルは直接相手に会って話すことや電話で話すことと比べると、書くのにものすごく体力を消耗するし、時間もかかり、少なくとも私にとっては人に何か大事なことを伝える手段として効率的な手段ではないように思える。

2008年7月16日(水)の日記

 国民健康保険料の集金で起こされる。保険料の集金制度は大阪市に引越してきて驚かされたことの一つ。納付方法は市民が選択できるようになっており、これだけだと集金担当者を雇ってまでたいして便利なわけでもない市民サービスを維持する必要があるのかと考えてしまうが、きっと各種口座からの引き落としや振込みによる支払いを選択していても保険料を払わない市民の所へも集金に行くのだろう。むしろそちらの方が主のような気さえする。実際、不動産屋が大阪は全国で家賃の滞納率が最も高いと言っていたし。

 授業のグループワークのためのミーティングをすっぽかしてしまった。昨日送ったつもりになっていたメイルも届いていなかった模様。

 倫理学入門読書会は、レイチェルズのThe Elements of Moral Philosophyを第二章まで読み終えたので夏休み。次回は9月か10月ごろに再開する予定。

2008年7月15日(火)の日記

 午前中に美学の読書会。今日は「隠喩」の節の後半から「再現」の節の最初まで。来週で「再現」の節を終わらせて、前期の読書会は最後にしたい。

 仕事を抱え込むと生産力と質が極度に低下するので、仕事はできる限り溜め込まないようにすべし。まあ、それができれば悩んだりしないわけだが。

 今日の6、7時間目の授業は「身体×環境」がテーマだった。環境デザイン・空間デザインを考える上で、身体をどのように考えるべきかといったような内容で、ブラインド・ウォークとカフェのデザイン(間取り)についてグループ・ワークをした。物理的な空間、心理的な空間、およびそれらを合わせたパーソナル・スペースという意識についての話は、例えば医者と患者の関係といったような臨床哲学の問題を考える上でも応用できるかもしれない。