研究室に以前自宅で使っていた自作PCを持ってきたので、ubuntu9.10をインストールしてWindows XPとデュアルブートにした。そもそもよほどのヘビーユザーでない人がわざわざ高いお金を出してWindowsやMac OSといった商用OSを買う必要性ってもうほとんどないよなあ。ていうか、まったくないよなあ。
新書・文庫が15%オフだったのでいろいろ買いあさる。中山元訳のカント『純粋理性批判』(光文社古典新訳文庫)は読みやすくてよい。有福孝岳訳には脱帽するばかりであるが、全集版であることや原文に忠実であろうとするために少々読みづらいところもあって一般向けではなかったけど、この中山元訳は私のように哲学に素養がない人間でも読めそうだ。ただしどれだけ原文に忠実なのかは確認していないので分からない。中山元訳で序文を後ろに回したというのも一般向けの翻訳という点では妥当な判断だと思う。
デンマーク人からデンマーク語を習ったり逆に日本語を教えたり。