国際会議でのはじめての発表も無事終えることができ、肩の荷がひとつ下りた。これも周りで支えてくださったみなさんのおかげ。ただ、こういう発表の予行演習をする場が大学にないというのはなんだかなという感じ。先週30万円近い授業料(半期分)の請求書が送られてきたときには唖然としてしまった。安い時給で週に30時間近く大学のために働いても、授業料の免除どころか4ヶ月分の月給に相当する年間授業料を徴収されるわけだから、日本の大学は労働と資本を搾取する蟻地獄のようなもの。たいていの蟻は食いつぶしてしまい、残ったものにもちゃっかりひもをつけて逃すという周到さ。ひとつだけ確かなことは、食いつぶされないためには働き続けるしかないということ。これからこの国はどうなっていくんだろう。
2009年11月15日(日)の日記
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