オーストラリア旅行5日目。
何度も目を覚ましては寝過ごしたのではないかと焦る。いろんな夢を見た。夢の中で一生を過ごしたように感じながら、この一生も終えてみると夢のようにはかないことで、また別の人生で目を覚まし普段と変わらない日常を過ごすのかもしれない。豊臣秀吉の辞世の句「つゆとおちつゆときえにしわがみかななにわのこともゆめのまたゆめ」のような心境だな。
天国と地獄というのは、天国は別の世界で目を覚まし地獄は目を覚まさない、そういうものかなと考えてみたり。あるいは地獄は犬の夢から目を覚ますとか。
予定通り10時6分の電車に乗ることができたので、なんとかメルボルンへは行けそうだ。
Brisbane Domestic AirportからAvalon空港へ。風が強く今までに経験したことがないほど恐ろしい着陸だった。着陸前に機長から風が強いのでhoppyな着陸になるという案内があり、着陸したときには拍手が起こるほど。宿についたあと台風のように風が吹き雨が降っているのを見て、このときの記憶がよみがえった。
それにしてもこないだはゴールドコースト空港で驚いていたけど、Avalonはそれとは比較にならないほど田舎にあった。田舎というよりも四方を見渡す限り地平線の彼方まで何もない。世の中にはこんな空港もあるんだなあ。
遠くに見える白い建物がアバロン空港。