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2008年4月9日(水)の日記

 関西に戻ってきた途端に花粉症の症状が出始め、今ではティッシュ箱が欠かせない生活になってしまった。今朝ティッシュ箱を持って駅へ向かっていると、手に持っている箱が昨日買ったものと違うことに気づき、それが部屋用に買ってあったものだということをすっかり忘れていたので驚いてしまった。

 寝ぼけて洗顔剤を歯磨き粉と間違えるということが以前あったが、同じような間違いで今でも印象に残っているのは、電車で向かいの席に座っていた初老の女性の携帯電話がなったとき、バッグの中から手探りでメガネケースを取り出し、「もしもし」と答える場面に遭遇したときの体験である。その後、私自身が同じような間違いとして携帯電話のつもりでCDラジカセのリモコンをズボンのポケットに入れて持ち歩いていたということがあった。

 北大病院に引き続きアレルギー性鼻炎の減感作療法してもらうため、阪大病院に行く。診療科では北大病院の2、3倍の患者さんが待っており、料金受付では10倍から15倍ぐらいの人が待っていて驚愕する。

  料金の計算が済むまでのあいだ、病院ボランティアの方々が待機している所へ話を聞きに行く。病院での用事が済んだ後、せっかくなので医学部の「医の倫理学」教室にあいさつをしに行ってきた。学生に読書会などの情報を聞きに行ったつもりが、某准教授が出てこられ驚いてしまった。学生はゼミがあるとき以外は基本的に研究室にはこないそうだ。いろいろと有益な情報が得られてよかった。